電気の使用量
諸事情による燃料価格の高騰により電気代が上がっています。どれぐらい上がったか調べてみました。くらしTEPCOで電気の使用量をみます。下のグラフの棒線が今年、折れ線が昨年を示しています。11月の電気使用量はほぼ昨年と同じです。
電気料金
次に金額ベースで同じ図を見てみます。11月に着目すると昨年と今年はほぼ使用量は同じなのにか価格は今年のほうが高くなっています。図の中に昨年比があり、5224円上がっています。
数字にすると使用量は7kwしか違わないのに金額では5224円上がっています。ほぼ1.5倍です。電気料金の改定は下記の様に連絡されてきました。夜間電力が2割ほど上がっていますがこれだけでは説明がつきません。
燃料調整金が変わった
電気料金はこれ以外に燃料調整費と再エネ賦課金が関係します。燃料調整費は燃料の増減により足されたり引かれたりするのですが、現在の情勢では上がっています。下記は燃料調整費の説明サイトです。
燃料調整金とは下記は東京電力の燃料調整費単価一覧表です。表中の従量制、関東エリア1の低圧を受ける場合が電化上手の契約に該当します。
燃料調整金単価表今年の11月の単価は9.72円/Kwでした。昨年の11月の単価はマイナスで1.53円/Kwでした。差額とすると11.25円になります。使用量が393kwなので4400円ぐらいです。これで説明がつきますね。
主に使う深夜の電気量が2割、昨年との燃料調整費の差分で結果として1.5倍になりました。自宅はオール電化なのでガスは引いていませんが冬は暖房に灯油を消費しますので燃料費は別にかかります。ちなみにガスも見てみます。
ガス料金は原料調整金というらしいガス料金も原料費調整金で値上がりしているようです。これはいくらなのでしょうか。ガスの場合は地区によって異なるようですが下記によると東京地区で70円台のようです。単位が立米で、使用量の50%を超えています。
ガス料金の原料調整金も上がっているこちらも大変のようです。