個人事業を考えた。太陽光発電事業はやるべきか

目次

はじめに

私はシングルファーザーで専業主夫です。副業に太陽光発電を始めました。昨年2019年10月に太陽光発電所が稼働しました。契約後2年かかってようやく事業スタートできました。

なぜ太陽光発電を副業にしたか

人生の転機でできることを探した結果だった

太陽光発電について知ったのは会社員の時でした。2005年ごろにメンタルを患い、2011年以降は定時退社しながらなんとか務めている状況でした。リーマンショック後、会社の経営が悪化しました。組織がころころ変わり、早期退職を募り、社員に優しくなくなってきました。給料も下がりました。このころから、メンタルを患いながら会社に存在していていいのかといわれている気がしました。

2014年に妻が亡くなったとき、娘はまだ6歳でした。もし、このままの生活を続けて病気が悪化したら私だけではすまないと不安でした。

病気が悪化する前に退職して、生活を維持していくにはどうしたらよいか。退職してまとまった資金が手に入ったとして、株式、IPO、ETFなどでは定期的な収入にはなりません。娘を育てる収入にはできません。

ちょうどそんなとき、太陽光発電がサラリーマンのサイドビジネス、投資先として注目されているという記事を目にしました。サラリーマンが投資可能な金額で始めることができます。

太陽光発電事業は設備産業です。発電設備は原材料を必要とせず太陽光をあびて排気ガスも出さず電気を生み出します。販売先を探す必要がなく営業することがありません。

発電所のメンテナンス、管理が主要な業務です。事故などなければ大きな損失もありませんし保険でカバー可能です。こうしたことから最初の計画、設備の稼働にこぎつければ、私にもできると思いました。最悪、メンテナンスは外注しても利益率が下がりますが事業継続は可能です。

太陽光発電事業を調べてみると

太陽光発電は主として太陽光発電設備の提供ポータルサイトで広く紹介しており、サラリーマンが副業として行うというスタイルでした。投資としては確実で利回りが良いと評判でした。

太陽光発電は発電設備を建設、稼働、運用することで、再生可能な地球にやさしい電気エネルギーを供給するという効果(目的)があります。

その目的に対して、国が制度を整備して、民間投資を促し、生み出される電気に、再生可能エネルギーの利用者皆が広くコスト負担して目的を達成していくという仕組みです。

ある意味ウィンウィンの関係を作っているともとれます。そうでないと投資しませんし、利用者も薄く払うのでなければ離反することになります。

プラントを構築して発電でお金を対価としていただくことはどんなことなのか。投資回収の利回りは普通の債権や信託投資と同じように数値で示されます。しかし、投資に伴って行う活動が全く違います。リアルな世界で草刈を行い、定期的に設備のメンテナンスなどが必要です。つまり、維持管理作業、コストが発生します。また、不動産、動産を伴うところも特徴です。

実際の発電プラント

太陽光に投資する人は事業者もいますし個人もいます。出力電力がメガソーラー(MW)クラスに代表される大規模なもの事業者が行い、価格も入札という仕組みです。個人は50Kw未満の大きさです。

下の写真が、実際のプラントです。運転を開始し、発電電力を送電開始するときの写真です。台風19号の雨が残っています。

この土地は購入したものです。また見えている太陽光パネルやフェンスも購入したものです。これらが資産として所有者の管理範囲に入ってきます。

これができるまで2年かかりました。契約したのは2017年です。2年間も資金が凍結されてしまい途中で進めるべきか迷った時期もありましたが、今はやってよかったと思っています。ブログでこの後を紹介します。

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