2月に山で転倒、左足首を捻挫してから4カ月が経過しました。完治しないので3月から通院しています。その後観察で、気づいた点がありました。左足首の可動域が右足より狭く、曲げに耐えられる範囲が小さいのです。つまり、左足はバランスを維持する動作がしにくく、右足ではバランスが取れるが左足では同じように取れないことに気づきました。
また、通院で教えていただいた点がありました。リハビリ担当の理学療法士さんからの説明で、左右のふくらはぎがアンバランスで左足のふくらはぎが小さい。改めて触って比較すると握った感じにかなり差があることを実感しました。自分では気づいていませんでした。
医師から、骨の異常(下記の記事参照してください)と可動域、筋力を改善するにはストレッチと筋トレでと言われました。(これは治療じゃなくて、トレーニングです意味もふくみます。)。ということで、通院は今月で終わりです。
最後のリハビリで(下図は右足)腓骨と脛骨の間の筋肉を伸ばすようにすることと、足裏の筋肉のストレッチ、脹脛の筋力ストレッチにより、左足の筋力増加の指導してもらっています。

通院から1か月後にはランニングができる程度まで痛みと機能は改善されました。一方で足首の可動域が狭く筋力がなくなった原因ははっきりしません。これまでに思い当たることを挙げると
- 2023年は娘の受験のため一年間登山はしませんでした。ランニングはしていました。
- ランニングでは登山用にフォーム改善してふくらはぎを使わないようにしていました。
- 靴下を履いて、自宅の階段を降りるときに足を滑らせて転んだ。その際こんなことは今まで一度もなかったと思った記憶がある。
よく考えると、階段での転倒の件は山での転倒と類似している気もします。一つは今までこんな風に転んだことはなく、たとえ転んだとしても、反射的におしりをついて受け身を取るぐらいで来ていたはずが、その時は背中をひどく打つという転び方だったからです。お尻ではなく背中をつくというところが信じられません。
転んだあとの体の追従ができず、受け身の体勢もとれない。これはおそらく加齢による機能低下だと思います。加えて、おそらく2023年に使わなかった筋肉が衰え、2024年に再開した際にそのことに気づかずにバランスが取れると思って動作していたようです。
この再開後の2024年のブログ記事を見返すと確かにコースタイムの遅れやけいれんなど明らかに体力低下が読み取れます。左足の筋力不足という認識はなく、バランスは右足を種に使うことでかばっていたののかもしれません。結局、ますます左足が劣化したのではないかと推測します。左足がバランスをとって体を支えるという機能が低下しています。
左足機能劣化の自覚がないため、論理的な対策をとれす、登山の実践だけで回復しようとしたところに無理があったようです。体力、気力では片足の体を支えるバランス能力は補えません。根本対策は弱っている左足の筋力を回復と可動域の改善をしないといけません。転んだあとの反射的動作はもはやあきらめるしかなさそうです。老人が転ぶと簡単に大腿骨を骨折し寝たきりになるのはよく言われることです。
できることとしては
- 左足のリハビリストレッチ、筋力トレーニング継続で回復に努める。
- ランニングでは走り方を普通のランニングに戻す。
- 登山時には登山用の歩き方をするようにする。
- 転んだときの負担軽減に柔軟性を維持するストレッチを検討する。
リハビリストレッチと、筋トレを続け、一年間で弱った筋力、バランス維持能力を一年かけて戻すしかありません。戻ってくれればいいのですがダメならそれに見合ったハイキングをするしかなさそうです。