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リハビリ大山 No2

前回のリハビリ大山No1で課題になったのが足のむくみでした。ググったところ水分不足で体が保護モードに入るとむくみが出るというのが引っ掛かりました。登山中でも摂取水分量は500mLペットボトル半分ぐらいの量で塔ノ岳(大倉ルート)を往復していました。これ、中高生までの部活時代からの習慣です。当時は練習中水のみ厳禁でした。

少ない水分摂取がむくみにつながるとは自覚がありませんでした。今回の山行では電解質と水分を教科書通りに摂取して変化するかを試しました。水分摂取量のソースは下記です。ありがとうございます。

https://yamap.com/magazine/41584

雨の登山は楽しくないので避けていました。雨具は突然の雨に備えた緊急用と割り切っていました。しかし、今年になってから往復日帰りできない山にいきたい時にはテント泊でと考え始めました。そのため、雨の登山はどんな感じか知っておきたい。大山は距離も短く雨を経験するにはもってこいです。6/23は雨でした。

今日は男坂経由です。石段が滑るので慎重になりますね。4時スタートです。暗いので光が映えます。

阿夫利神社下社です。屋根が濡れて光っています。

途中でカエルに遭遇。大きなカエルに何度も遭遇しました。

水分をこまめにとります。頂上までに500ml弱。電解質も摂取しています。頂上は視界ゼロ。上りは登山道は川になるぐらい雨がひどかった。初めてです。

上はメッシュレイヤーにポリエステルのベースレイヤー。その上に雨具(ゴアテックス)を着用して上りました。汗とおそらく結露で内側は濡れ状態です。メッシュレイヤーのおかげで張り付くような感じはないです。

靴は最初左側のつま先に濡れ感が出てきました。えーもしかしてどこかに穴が開いているのか不安になりました。その後、頂上に着くころには左足は明らかにべちゃべちゃした感じになってきました。右足も湿った感が出てきたので穴が開いているわけではなさそうです。

頂上で休憩時には結構寒かった。早々に歩きだして風も出てきて雨具の防風性でがないと体温低下の危険がありそうですね。雨具の恩恵を感じます。内側が濡れていても雨具の防風効果は絶大です。

下りは滑るので足元要注意。石の上でスリップして転びそうになり膝を擦りました。雨の日の注意点は下りは特に慎重にいかないと危険です。この時は気づきませんでしたが帰宅して擦り傷になっていました。場所によっては滑落のリスクになります。

下は薄手のトレッキングパンツに雨具ですが、頂上に着いた頃にはやはり蒸れが濡れに代わっています。下半身も雨具を付けていても思っていた以上に内側が濡れます。上下、靴の中までしっかり濡れてしまいました。

下社でまで来ました。ガスになっていました。ここまで5時間20分ぐらいの歩行時間でした。9時20分のケーブルで下山しました。ケーブルに乗る際に、外から見てもびっしょりなので、雨具脱いで座ってねと言われてしまいました。脱いだら着るのが大変なので立っていましたが。

雨だとこんなになってしまうのかと思い、帰宅して、調べました。ゴアテックスの雨具を着ていても内側は結露で濡れて当たり前とわかりました。靴も防水であっても結露と撥水がちゃんとしていないと伝ってくることで濡れるようです。

http://www.yoshimisports.co.jp/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%9D%B4%E3%81%AE%E5%86%85%E5%81%B4%E3%81%8C%E6%BF%A1%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%90%86%E7%94%B1/

http://www.backcountry.co.jp/topic/topic_water.html

上半身の場合、ゴアテックスの雨具でも表面が濡れて水が付着すると透湿性が落ちる。透湿性が落ちると内部が飽和して雨具の温度が低いので裏面で結露することで濡れる。靴の場合も同じ理屈で結露することと、表面の撥水性が落ちて水に覆われる伝った水が内部に回り内部の結露と結びついて濡れる。これが理屈のようです。

メッシュのアンダーレイヤーを着ているので直接ベースレイヤがべたっと皮膚につくのは抑止しています。雨具の透湿性が低下してベースレイヤに結露、そうなるとベースレイヤー自体の吸水性が不足します。発汗は運動中避けられないので放散が飽和したら打つ手なしです。こうなるとベースレイヤの速乾性は名ばかりになってしまします。

ゴアテックスが透湿できない以上、体温でも乾きませんから。匂いも結構気になりました。汗臭い。

対策するとすると、雨具自身の撥水性をできるだけ確保維持できるようにして、透湿性を維持する対策をする。匂い防止のためベースレイヤーはポリエステルのみではなくウールハイブリッドを試す。

靴内の濡れに対しても撥水性を上げて水を付着させないようにして水の浸透を抑止する対策をとる。メンテナンスで撥水処理する。いままでは特に気を使っていなかったので洗うだけで撥水スプレーしてませんでした。雨具の上下はまだ新しいので撥水性は劣化していないと思うのですが、アイロンで素材の特性を復元することと、撥水スプレーで対策してみます。

次回の登山でどの程度の状況になるか効果を確かめます。