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さよなら、デロンギ マグニフィカ

コーヒーが好きです。レギュラーコーヒーもエスプレッソも自宅で楽しんでいます。エスプレッソはデロンギの全自動マシンESAM1000SJで入れています。購入以来、8年半、故障もありません。一日ダブルで5杯ぐらいは飲んでます。

先日、抽出時にカップを置いてコーヒーを注ぐ口の奥からコーヒーが漏れていることに気づきました。なんでかなと観察してみました。下の写真の赤い丸の中の部分です。

漏れている部分を観察するために、下左図の矢印のねじ3か所止をはずしました。下の写真2枚目が外したところです。抽出されたコーヒーがここを通りカップ流れます。ここを通過したコーヒーが電源OFFの後で乾燥し、次回の起動時の洗浄で流れないまま徐々に堆積したのでしょう。8年半で塊となり壁を作って流れをせき止めていました。

汚いです。閲覧注意。下中央、右図の赤矢印が固まっている部分です。青い矢印はコーヒーの出る穴の内側に詰まっていた塊を楊枝で取りだしたものです。

マニュアルでは使用後に掃除することになっていない場所です。いままで掃除したことはありませんでした。開ける構造にもなっていません。塊をひっかいて、かすを掃除すると漏れはなくなりました。

電源ON時とOFF時にお湯を出して洗浄する機能がついていてもここまで汚れがたまるのであれば掃除したい場所です。このまま使っても熱湯で毎回洗浄するので問題ないかもしれませんが気分的にはちょっと嫌ですね。新型のマシンは改善してるかと思いマニュアルを調べました。

全自動機は入門機ESAM03110Sからハイエンド機ESAM03110Sでは抽出口の掃除は楊枝等で出口の穴を掃除としかないので、ESAM100SJと同じように日常の掃除を行う設計ではありません。ESAM1000SJマニュアルでは一日の抽出最大回数は業務用ではないので35ぐらいと規定されています。それほど酷使はしていないと思いますがそれでもこれぐらいにはなることがるんですね。

https://barista.delonghi.co.jp/assets/pdf/esam03110s/ESAM03110_IM_DEI-191137_web_191129_1.pdf

https://barista.delonghi.co.jp/assets/pdf/ecam55085ms/ECAM55085_IM_DEI-210938_web_211018.pdf

8年間毎日よく働いてくれました。ESAM100SJを使ってきてデロンギの基本設計、抽出ユニット安定性はきちんとした感じがあります。一日ダブルで5杯として、年間300日を8年とすると12000杯の稼働でした。アマゾンで5万円で購入したので一杯当たりのコストは4円ぐらいでした。

今回の掃除のあとバネが戻せなくなりきちんと閉まらなくなったこと、不衛生なことからオーバーホールを検討すると2万円ぐらいかかります。そうか、、、と考えた末、交換することにしました。デロンギを愛する人はいるようです。

https://note.com/mamushi_shop/n/n7bc053b7082b

さよなら、デロンギESAM1000SJ

次は全自動機はやめることにしました。レギュラーコーヒー用にデロンギのコーヒーグラインダーがあるので豆はひけます。豆を自分で引いて、タンパーに豆をぎゅっぎゅとつめて抽出するエスプレッソメーカータイプにすることにしました。タンパーそのものが洗えるので途中の経路がコーヒーで汚れることはありません。コンパクトでスタイルが良かったのでこちらにしました。

https://barista.delonghi.co.jp/products/ec680m.html

ついでに、フィルターも購入しました。動画2:20からの動画は最初についているフィルターの状況ですがこれに驚きでした。この中の穴一つのフィルターをメッシュのに変えただけです。金属加工はしません。

型落ち品を購入したので到着はちょっと先のようです。それまでは手で押しながらふたを閉めて使います。EC680を楽しみに待ちます。