我が家の屋根には太陽光発電パネルが設置されています。発電した電気は売電しています。そろそろ固定買取金額の期限が来ます。先日、経済産業省資源エネルギー庁からはがきをもらいました。意識はしていたんですが、電池で淳電子ておいて自家消費はどうかなと思っていましたが、電池が高いんで踏み切れません。はがきの案内にあるホームページを見てみました。
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/solar-2019after/
固定買取価格期間が終了した後、発電した電気をどう使いますかということです。そこで、固定買取期間10年で収支はどうなっているのか、元が取れるのかを最初に考えます。
投資金額
3.5kwの発電パネル設備を設置して、家はオール電化です。電気しか使いません、太陽光発電設備の初期コスト180万円ぐらいでした。
実績回収金額計算
総発電量、売電金額から自家消費金額を推計します。
総発電量は2021/2/25現在、約9年稼働で総発電量34057Kwです。パワコンで積算量を表示できます。売電単価は2012年当時は42円
すべて売電できません。自分で使う電力があります。特に夏場はエアコンで昼間使います。そのため自家消費分を正しくつかんでいないと正確には分からないのです。自家消費した分は購入したらいくらという金額で見るようです。試算してみます。
我が家の契約は電化上手です。単価は朝晩26円、昼間買ったら夏場39.44円/32.32円、夜間12.48円です。昼の電力を自家消費しますので35円ぐらいとします。
総発電量34057kw/使用期間8年11か月=平均年間発電量3820kw/年
売電量を計算します。売電金額は正確に出ます。2020年実績で82110円の売電実績です。この単価42円で割ります。
82110円/42円/kw=1955kw 売電電力量です。全発電量から売電分を引くと自家消費量です。自家消費量に買った場合の単価をかけると見かけの回収金額になります。
自家消費分=(3820–1955)kw*35円/kw=65275円 となります。
売電金額と自家消費の見かけ回収金額を足して年間収益を計算します。
年間収益=売電金額82110円+昼間消費電気量65275円=147385円
10年間ではトータル収益は下記になります。
147385円/年x10年=147万円ぐらいなので補助金20万円ぐらいだったので回収は167万円ぐらいで投資とトントンですね。13万円もちだしですが正確には分かりませんので誤差です。
これを前提にしてほぼ元は取れています。これでどうするかが気が楽になりますが、忘れていけないのはメンテナンス費用です。屋根を改修するときに通常よりコストがかかります。塗装するか、葺き替えか、リフォームですね。それぞれ違いますが増加コストは数十万円のようです。これを回収できればなあと思うのですが。これは昨年の電気使用量です。昼間の使用量は緑色ですが少ないですよね。朝夕はそれほど発電しません。
こうしてみると自家消費だけするのは夏以外昼間の発電電力は無駄になります。売電したらどうでしょうか。と思いますよね。