寒波と南岸低気圧 鍋割山

寒波と南岸低気圧になったので丹沢も雪になると思い、出かけました。大倉尾根はいまいちなので鍋割から塔ノ岳を目指して表丹沢県民の森駐車場を目指しました。このルートをたどろうと思いました。

しかし、駐車場までの林道はガスで5m先が見えない状況でした。やっとの思いで駐車場に着くと深い霧でした。ヘッドランプをつけても3m先までしか見えません。何度も来ているので大丈夫と思いながら歩きました。夜明け前の闇の中で雨も降っていて、本沢、ミズヒ沢あたりで方向がわからなくなりました。地図を読んでうろうろしてなんとか方向を見つけましたが、時間がかかりました。

このあたりから、ばらばらと音がし始め、あられが降ってきました。気温は低くないのですが解けません。後沢乗越あたりから積雪で、尾根にでると風でかなり低温になりました。

山頂手前は別世界です。

日が出てきました。

鍋割頂上につきました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

初めてザックのカバーを付けました。凍ってますね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ここまで誰とも会いません。完全なバージンスノーでした。雪は深くて歩きにくく時間も余計にかかりました。休憩して、暖かいものをいただいて、塔ノ岳方面に向かいました。途中の景色です。

右ひざが痛くなり、塔ノ岳までは時間がかかりそうなのでやめて小丸尾根を下ることにしました。ですが、ガスが出ていて雪が深いので、リスキーかなと迷いましたが分岐に着くと一人登ってきた方の足跡がありました。これをたどれば迷わず降りれると思い下ることにしました。

今回、夜明け前の闇の中での深い霧かつ雨の中で道に迷ったことは貴重な経験になりました。一方で、寒さを予測したレイヤリングがちょうどうまくいったので雨の中でも寒くもなく大汗もかかず、歩くことができました。

誰も歩いていない雪の丹沢はよい気持ちでした。また、チャンスをうかがおうと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です