昨年10月25日から歩き方を考慮して7時間以上の長時間歩行ののち、痛みや疲れが少なくなるよう試行錯誤してきました。それから4か月たちましたがなかなか効果が出ていません。
前回の雁坂峠でようやくすこし効果が感じられました。心理状態も長時間歩行の効果を見るうえでは大きな要素で、初めての場所で積雪が多いのはちょっと心理的には厳しい条件でした。
実際に登山教室で教えてもらえば、効果が出やすい思いますが、なかなか参加は実行できません。YouTubeで教えてもらったことをすこしずつやってみて、4か月たってすこしわかってきたのでそれを紹介したいと思います。
目次
重心とその移動を意識する
勉強させてもらった動画はいくつかありますが、すごく効率的に作成された動画は小川壮太さんの動画でした。
胸を開いて背筋を伸ばした姿勢
この動画で紹介している胸を開いた姿勢をするだけで重心を体幹に乗せる基本姿勢をとることができました。これを基本に足の出し方と重心移動を考えました。
この動画のなかで腰を使った歩き方について解説してくれているのですが、自分がまねしている歩き方でいいのかどうかわかりません。まだ試行しないとダメですね。急な段差での動きは分かります。極力ひざを曲げる角度は深くしないという意識と同じです。
姿勢維持
疲れてきたり、足元が危ないところになると意識が地面に集中するあまりついつい姿勢維持を忘れてしまいます。そうならないためにトレッキングポールを使うことも有効でした。
重心移動の自覚のしかた。
こちらの動画では重心移動についての意識の仕方を教えてもらいました。どんなふうに感じると重心移動がわかるかです。楽に立っていられる状態です。
長年やってきた歩き方はなかなか変わりません。歩行時間が伸びて距離も一定伸びてくるとこれまで感じなかった負担がかかっていることがわかります。ひざ、足のゆび、ふくらはぎ、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)に痛みや疲れが残ります。疲れが残るのは癒せるのですが関節の痛みは良くないですね。
トレッキングポールは、姿勢を変えてくれるととともに足の負荷を軽減してくれるので併用したことで効果が感じられました。トレッキングポールは雁坂峠から使い始めましたが、長丁場では必須という認識になりました。
これまであまり乗り気でなかったのですが、それはトレッキングポールは体の幅より大きな領域を使って歩くために通路の幅を大きく占有します。そのため、すれ違う登山者には気を使います。私だけでしょうか?。丹沢で傾斜のある場所でトレッキングポールを使った対向者とすれ違う時に気を使います。もっと端によらなきゃいけないという気になります。
ただでさえすれ違いには気を使うのにトレッキングポールを使うとこれが相手にそうした負担をかけないよう気を付けないといけないと感じていました。休日の込んだ時間の丹沢などすれ違いの人が多い時には気を付けるた方がいいです。使う場所とタイミングを判断できる余裕をもって歩きたいです。
なるべく大腿四頭筋に負荷をかけないためにはのぼりでは膝を曲げる角度を極力鈍角(90度より大きな角度)にして負荷を減らすように歩く、これは直刀でなくすこし斜めに歩くとか、歩幅を小さくするなどよく言われることが効果的です。
続けて効果を見たいと思います。