雁坂峠で雪を歩く

雁坂は奥秩父山系です。このあたりはあまり人気がないのか、登山記録が少ないです。普段よく行く丹沢が混んでいて、むしろこちらが普通なのでしょうか。あまり人に会いません。私はそこがいいのですが。

前々回の初登頂でいきなり積雪が結構ありました。積雪のない時期に登っていないところなので道に迷いました。

2回目は降雪のあとで、誰も山に入っていない状態でラッセルが必要でした。初めての雪山でラッセルに備えていないので中止して帰りました。

今回三回目です。このルート、カチカチに凍結する渡渉があったり、雪に覆われた渡渉があったり、がけっぷちの雪上トラバースがあったり、岩場で凍った崖で落ちたら骨が折れそうなところがあったり結構難度が高いです。今回、峠まで行けましたが、人が少ないのでタイミングによってはトレースなしで、ラッセルの可能性も高いです。

今回も雪で足元が滑るので歩行にいっぱいいっぱいで写真を撮っている暇がありません。今回4時30分出発、6時30分着で峠に11時30分なので登りに5時間かかりました。下りは2時間40分ぐらいで半分ぐらいですね。

下の写真、雁坂峠標識の左側にルートがあり、雁坂小屋に500mで着くらしいのですが、行けるかなとザックを置いて一歩踏み出したら沈んで上がれません。下の右側の写真です。ラッセルして圧雪しないと戻れません。行ったら戻れないと思います。

富士山見えましたが雲がかかっています。

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スキル不足を実感します。雪は美しいですが会いに行くには覚悟が必要です。

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この近くの甲武信ヶ岳にもチャレンジしてみたいですが、日帰りだと10時間ぐらいかかりそうです。往復の4時間を入れると14時間かかるので、自宅3:30発で5:30ぐらいに駐車場を出て、6時あかるくなったころ登山道入り口の計画ぐらいですね。電話の電波は入るのかが心配です。

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