はじめに
昔、スキューバダイビングをしていました。NAUIのライセンスを取って、⻄表島で友達と3人で漁師のボートをチャーターし、終⽇海で過ごしました。それれまでに⾒たことのないエメラルドグリーンのコーラルシー。美しい海とその豊穣さが忘れられずいつか娘に見せたいと思っています。
ダイビングは結婚して辞めてしまいましたが、母親の実家が三浦半島だったので小さいころから海でに親しんでいました。スキンダイビングもしますが、もっと海を楽しむために⾞に簡単に積載ができ、⾶⾏機で手荷物として運べる遊び道具を見つけました。SUP(StandUp Paddle Board)という物です。 正確には空気で膨らませるタイプのものでISUP(インフレータブルSUP)といいます。
これを三浦の海で楽しみながら練習して、いつか娘と一緒に西表島に行ければいいなと思っています。
SUPとは
SUPは多目的に利用されています。スポーツ、ツーリング、ヨガ、釣りにも使われるようです。
マリンスポーツに対する考え方
SUPは海の上での簡易移動手段です。簡易なので条件が限定されているところが重要です。安定した条件での利用が推奨されています。気軽に始められますが甘く見ると他人に迷惑をかけるか下手すると命を落とします。
以前ダイビングをやっていたと書きました。30年ぐらい前ですが当時はダイバーそのものが少なくインストラクターはそれなりのプロでした。そうした人から危険性(リスク)について教えてもらいました。
1991年にグレートバリアリーフにダイビングに行きました。ケアンズから1泊2日のツアーに一人でエントリーしました。同じツアーに日本からの2組、6人ぐらいがきていました。
この辺りは海流が早く海中を散歩するルートを考えて組み立てないと、エントリーポイントに戻るための体力、遊泳力が足りず戻れなくなることがあります。船がアンカリングされ安定する方向を見て、潮の流れをつかみます。そうした情報を最初に確かめることからダイビングが始まります。
大変残念なことでしたが、私以外の若い人はスクールの質が悪かったのでしょう、2組全員がレスキューされました。レスキューは監視がきちんとされていないと気付かないこともあり得ます。2組ともこのツアーだから助かったといえます。オーストラリアのツアー主催者側はきちんと監視を立ててレスキュー用ボートも用意していました。
自然が相手です。自然を理解して安全に遊びましょう。
SUP調達
どのSUPを購入するか選んでいるときは楽しいひとときです。西表島に持っていくことを考慮すると容量が大きくて重量の軽いものが最適。そこでまず、構造を調べてみました。
https://su-sup.com/inflatable-structure/
ドロップステッチされたコアの素材を、PVCで何層かの補強外殻で覆った構造のようです。サイドは進行方向に最も当たりやすいので補強しているものがあるそうです。
それ以外に、穴が開いた時に即沈没しないように、空気室を分割するものもありますが、これは重量的には不利になってきます。
私の目的の場合、選択のポイントは
- 軽くて強度がある。9kg以下
- できるだけ容積の大きなもの
- 汎用品タイプ
- メジャーメーカーで無難そうなもの
Thrive
まずこちら。価格を調査したら米国アマゾンが安かったのでこちらに注文しました。55000円ぐらいです。重量に比較して大きさがあります。
- 長さ:315cm
- 幅:79cm
- 厚み:15cm
- 重量:8.6kg
- 適応体重:135kgまで
- 容積:295L
- 適正空気圧:15psi
- セット内容:SUP本体、ハンドポンプ、バッグ、パドル、リーシュコード、フィン(センター×1)
DHLで届きました。
進水式
ライフジャケット
安全のためライフジャケットを購入しました。
MERCURY
息子の練習用にこちらも日本のアマゾンで注文しました。これは構造がセンターボックスと周囲に分かれており2気室構造です。
- 長さ:330cm
- 幅:81cm
- 厚み:15cm
- 容積:306L
- 重量:11kg
- 制限体重:140kgまで
- 最大圧力:15psi
- セット内容:SUP本体、ハンドポンプ、ゲージバッグ、センターフィン、バドル、リーシュコード
到着しました。
進水式