11月27日に雪が降って八ヶ岳や甲武信ヶ岳など2500mの山は雪が残っています。八ヶ岳にある編笠山に会いに行きました。初めて行きましたが樹林帯を抜けてあとは岩山でした。雪のある岩山は初めて。この時期は雪はあるけれど雪の下が穴なのか岩かのかわかりません。これ自力で行くのは無理です。緊張しました。
気温変化です。富士見駐車場で11/29の7時45分に温度計を取り出して装着しました。外気に触れて急速に下がり-1.8℃です。歩行開始が8時です。12時ぐらいまでは樹林帯を歩いていて太陽が当たらないので気温が上がりません。
樹林帯を抜けて岩礁帯から日光が当たるので気温が上がっています。13時ぐらいに山頂につきました。山頂を超えると北斜面に入り、山小屋まで下ります。陽が当たらず気温が一気に下がりました。その後に気温が上がっているのは日の当たる場所で休憩して食事をした際に記録されています。

コースはこちら。富士見駐車場からスタートし戻ります。

ウエア
- 上半身:ファイントラックドライレイヤ+patagoniaキャプリーンMIDクルー+パタゴニアR1フーディ
- 下半身:モンベルジオラインMIDタイツ+ノースフェースアルパインライトパンツ
- 靴下 :mizunoブレスサーモ5本指ソックス+スマートウールphdアウトドアミディアムクルー
- 手袋 :ヴァレレット パワーストレッチプロライナー、ブラックダイアモンドソロイストアウター
- 靴 :LOWA TICAM II
- その他:モンベル チェーンスパイク
駐車場から表示に従って編笠山方面に進みます。上り側は細かく表示が出ていますのでわかりやすい。







樹林帯を抜ける最後のところでロープと岩が出てきます。ここを抜けると岩礁帯になりました。こちら側は南側なので雪がありません。




1時間以上かけて両手両足を使って上りました。今回テント泊の練習を兼ねて10Kgのザックを背負っています。ちょっとバランスが崩れると戻せないので必死。上ると頂上、絶景です。




富士山のアップです。

ここから反対側の斜面を下って山小屋におりていきます。北斜面になるので雪が残っていて岩の隙間が雪で埋まっている状況です。トレースを探して何とか降りました。トレースなければ引き返すしかなかったですね。消耗したので休憩してごはん。この段階ですでに14:30ぐらいです。ここから下って3時間ぐらいなのでおそらく真っ暗になります。覚悟して下りました。
編笠山を振り返って雪の道を進みます。西岳までは尾根道で標高はほとんど変わりません。西岳についたころには16時前でした。これ以降は写真はありませんが下ったころには月が出て真っ暗でした。今回初めての場所なのでオンラインマップでナビゲートして正解でした。






冬山に備えて練習に着ましたが、凍結しない雪、湿気のある状態でチェーンスパイクをしても下駄の歯みたいに靴の下に固まってくっついてきます。歩きにくい。岩場の雪はこの時期は危険でした。石の上を飛んで歩くにはザックが重すぎますしスリッピーです。うかつに雪を踏むと下に抜ける可能性があるので恐怖。雪のある岩場での手袋は濡れに備えないと危険なので防水にしないとだめそうです。今回のウエアはスタートではちょうどよかったですが、樹林帯では暑すぎ。もう少し薄着にしてスタート時になにかは羽織って脱ぐなどしないと。
コースタイムより2時間遅れですが、当然の結果ですね。すべてが厳しく貴重な経験になりました。