スバル、運転操作量80%軽減と発表

2022年9月1日付の日刊自動車新聞でスバルが安全運転システムの効果について発表しています。運転負荷について定量的な測定を行いました。スバルのアイサイトX(2020年レヴォーグから採用している最新タイプ)での測定です。

  • 視線移動測定(アイトラッカー)
  • 心拍数測定
  • アンケート
  • そのほか、ハンドルやペダルの操作量など

ドライバーは最新ではないアイサイト旧型の運転経験者で10名の母数とのこと。テストは高速道路上でのシステム稼働時に測定を実施しています。結果は以下のような数値です。

  • 渋滞時の前車注視時間37.8%減少
  • 通常走行時の前車注視時間28.7%減少
  • ペダルやハンドルの操作量は82.7%減少

また、精神的な負荷軽減について米国航空宇宙局NASAの指標であるNASA-TLXにより数値化したとして以下の結果です。

  • 渋滞時精神的負荷が62%減少
  • 通常走行時精神的負荷が32%減少

私の経験でも渋滞時で車がのろのろ進むときは、発進、前車との距離に応じてブレーキアクセルを操作して、減速して再停止する。このことの繰り返しは大部分、ブレーキトアックセルをちょこちょこと調整しなくてはならず、止まっても次に全社が発信するのを待っていることも含めて苦痛でしたね。

これが無くなって高速上の渋滞が許せるようになりました。時間がかかるのはしかたないけど車の操作はそれほどつらくなくなります。アクセル、ブレーキ操作を車に任せられます。私のはアイサイトVer3ですので停止後の再発進はレジューム操作としてスイッチを親指でカチッと入れる操作をしますがそれでも十分簡単です。

なお、。参照元日刊自動車新聞記事は下記のリンクです。もちろんスバルだけの機能ではないので各社も同様な負荷低減がなされていると思いますが、目に見えるように数値化して発表する姿勢は意識の高いメーカの姿勢が感じられます。

https://www.netdenjd.com/articles/-/272639

以前にも書きましたが、私の場合は数日でしたがシステムがどう反応するか最初は不安です。どんなふうにブレーキ操作で停止するかなどです。レヴォーグの制御フィーリングは慣れやすい設定だと思います。