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帳簿準備
昨年2019年度と同様にMF確定申告で青色申告用の帳簿処理作業をしようとしましたが、どうも継続利用の場合は無料でなくなっているようです。無料にこだわっているので別のソフトウエアを探しました。
徹底比較 完全無料で利用できる会計ソフト8選2021試していないのは円簿青色申告です。このソフトウエアはクラウド型です。ブラウザ経由でID/パスワードを登録して利用します。無償ですので、マニュアルQAをみて作業します。YahooのIDがあればそのIDでログインできます。
データ移行
昨年始めた帳簿作成には元データとしてcsv形式のデータを作成していました。昨年のままでは利用できないので、円簿青色申告に合わせる必要があります。円簿青色申告は弥生を意識しているようで弥生形式でcsvデータを取り込む機能があります。そこで弥生形式に合わせます。
円簿形式について初期データ準備
次に、初年度ではないため昨年の決算結果が必要です。これは初期データ入力を行うことで可能になります。
円簿青色申告初期データ設定方法についてこの作業には以下のデーを使用しました。注意点は元入金を計算することと、バランスがあっていることを確認する必要があります。
ID/パスワードを入力すると以下のが目に変わります。各種設定で設定します。
下記のが画面に変わりますのでここで開始残高をクリックします。
以下の詳細項目が表示されるので前年の青色申告で使用した決算情報を入力します。
次に各種設定の会計基本情報をクリックします。
会計基本情報の設定画面が表示されます。ここで下記を設定しました。
- 会計期間 会計年度 2020 期 2 (次年度なので)
- 勘定科目体系はすべて使用しません
- 消費税情報 課税 税込処理 原則課税 一括比例方式 切り捨て 切り捨て
仕訳票作成
準備ができたので作成した仕訳票csvを取り込みます。弥生フォーマットに変換するのですが最初はうまくいきません。注意点は下記です。
- データなしカラムは””でかこむ
- 数値は整数で(,があるとだめ)
- 税種のキーワード ”仕入込 10%”、”売上込 10%”とする。
次に、円簿青色申告には固定資産管理機能はないので仕訳データとして入力する必要があります。減価償却費として下記のように仕訳しました。
車両購入諸費用の家事按分方法です。レヴォーグを購入して、メンテナンスに利用したのでその按分を距離で行いました。13%事業用です。
仕訳票取り込み
作成した弥生形式のcsv仕訳ファイルを取り込みます。各種設定をクリックします。
データ読み込みをクリックします
ファイル選択画面が表示されます。ファイルの選択をクリックしてファイルを選択します。
ファイル名が表示されます。仕訳インポートをクリックして取り込みます。エラーがある場合ここで処理が中断しますので内容を見てcsvを修正します。以下はこの作業で分かったものです。
- データなしカラムはも””でかこむ
- 数値は整数で(,があるとだめ)
- 税種のキーワード ”仕入込 10%”、”売上込 10%”とする。
私は全データを読み込むようにしているので、修正後に初期化して再度データ読み込みを実行します。会計基本情報に会計データを初期化するというこうもがくありますのでそれを選択して初期化します。各種設定から会計基本情報をクリックします。
会計基本情報の画面に会計データを初期化するがありますのでクリックします。
会計データを初期化するが表示されますので仕訳データ初期化を選択して確認をクリックします。
実行画面が表示されますので実行をクリックすると確認画面が表示され確認するとインポートした仕訳データが削除されます。
決算情報作成
初期画面で年次決算をクリックします。
この画面で期末整理表をクリックして決算情報を確認します。貸借対照表と損益計算書が出力されます。確認後、青色申告決算書をクリックして確定します。
この作業は税込みでも税抜きでもできるので便利です。
青色申告決算書が表示されます。
これを基本データとして、etaxで青色申告データを入力します。
2年目決算
損益計算書
- 売上金額 2,198,145円
- 原価 0円
- 経費 1,221,009円
- 利益 977,145円
キャッシュフローはすごくいいです。償却資産税のみが支払う金額になります。このためこの分キャッシュフローは良くなります。
減価償却費は872,098円です。キャッシュフローは2,093,107円になります。投資金額はおよそ22,250,000円ですので割ると0.94となります。約11年で元が取れる計算になります。