雁坂嶺

テント泊はザックの重さから厳しいことがわかったので、ザックの軽量化とテントの軽量化の結果、11kgの荷物でツエルト泊を試してきました。また、今年はこれから冬本番を見据えて、牛奥雁ヶ腹摺山、大菩薩嶺、甲武信ヶ岳、雁坂嶺、水晶岳、笠取山近辺で冬の練習をしようと思っています。

雁坂トンネル有料道路手前の駐車場から入りました。8時スタートです。4時間30分ぐらいで雁坂峠、そこから40分ぐらいで雁坂嶺に到着しました。

活動中の温度変化です。駐車場到着は11月15日8時あたりです。5℃あたりでしょうか。ここから高度を上げていきます。雁坂峠に12時30分ごろで、4℃ぐらい。前後の上下はおそらく日照によります。この場所は谷なので日当たりが良く変わるため。14時ぐらいからテント場です。16日は4時起きで5時発。この時点での峠が最も低くなっています。

ウエア

  • 上半身:ファイントラックドライレイヤ+スマートウールメリノロングスリーブ+パタゴニアR1フーディ
  • 下半身:ノースフェースアルパインライトパンツ
  • 靴下 :インジン5本指ソックス+モンベルウールソックス
  • 手袋 :ブラックダイアモンドMWグリッドテック、ブラックダイアモンドスタンス
  • 靴  :LOWA TICAM II

ウエアですが、一日目は昼の暖かい時間に尾根だったので上記でしたが、二日目早朝は風も強く温度も低かったので、顔が厳しくバラクラバとネックゲータ、アウタージャケットを身に着けていました。尾根を下って夜明け以降の樹林帯では上記のウエアで活動しています。温度変化が非常に大きい状況です。最低気温がもう少し下がると対策が必要か。

雁坂峠から雁坂嶺にかけては尾根道ですが標高が2000mを超えています。尾根に樹氷が残っています。尾根環境の風、気温の厳しさを感じます。風が吹くとバサバサ霜が落ちてきます。

雁坂嶺から雁坂小屋のテント場に向かいました。14時過ぎに到着。早速、ツエルトを張ります。

ツエルト泊ですがやはり慣れは必要なようで、軽量であることの代わりに狭くて結露します。結露がどれぐらいかなあと思っていました。小柄なので狭いのは苦にはなりません。靴、ザックとその他の物の置き方に工夫が必要です。テント内でシュラフが濡れるのはシュラフカバーで対応しました。

テントを設営してしまうとやることありません。お湯を沸かしてレトルトで食事を済ませると軽量化のためくつろぎウエアは持参していないので寒くて結局16時ごろにツエルト内でシュラフに入ってしまいました。電波も入らないのでやることありません。そのまま就寝モードに入りました。

翌朝、明け方2時ごろめがさめてトイレに。4時に皆さん起きるので一緒に起床して5時出発。ツエルトも下にひいていたタイベックスも濡れているます。連泊とか濡れているので、防水手袋の使用など注意がいりますね。

そのまま下って8時過ぎには駐車場につきました。一泊しているので体力的にかなり楽に下れてました。

アイキャッチ画像は二日目下り始めて風の影響がなくなったあたりからとったものです。まだだいぶ暗い時間帯でしたが手振れ補正のおかげでぎりぎりピンぼけが目立たずに撮れました。

季節が進むと雪と氷の世界になります。アイゼン歩行とピッケルの練習場所としていいところだけれど電波が全然入りません。人の往来も少ないので(今回一日目に6名、二日目に4名にお会いしました)何かあった場合の連絡手段を確保しておかないとと考えてます。

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