個人事業 起業に必要な手続きのまとめ

目次

はじめに

太陽光発電事業はいろいろと課題を抱えてはいますが、契約から約2年後、2019年10月から事業開始となりました。

自営業はこのほかにもHP運営や請負も事業としていますが、現在収益があるのは太陽光発電だけです。

太陽光発電は設備産業であり、設備を稼働させ電力供給する事業です。生産材料は太陽光ですので費用はかかりません。労働コストはメンテナンスだけです。仕入れがない事業構造という特徴があります。

販売原価がかからず、経費コストのみです。経費としては設備固定資産償却費が主たるものです。百万円の利益が見込まれますので青色申告を選択します。

青色申告をともなう確定申告の準備

事業開始届出

青色申告のためには、個人事業主となります。このため以下を税務署に提出しました。消費税課税事業者を選択するのは初年度に一千万円以上の固定資産を購入するため、多くの消費税が発生しますのでこれを節税するためです。

  • 個人事業の開業・廃業等届出書(開業)
  • 青色申告承認申請書
  • 消費税課税事業者選択届

青色申告の帳簿準備

青色申告のためには帳簿をきちんとつける必要があります。このため帳簿ソフトウエアを使いデータ化します。これは、青色申告で65万円控除を受けるためには必須です。

極力出金は押さえたいので無料のものを試します。

エクセル簿記

エクセルベースの帳票です。勘定科目が設定方法がわからず変更できなかったため早々に断念しました。ですが、これと対になっている減価償却専用の固定資産管理台帳を利用しています。

エクセル簿記ダウンロード場所

下記のようなエクセルイメージでデータを入力します。

フリーウェイ

次にフリーウェイを試しました。しばらくこれでデータ入力していました。帳簿付けは仕分けなどで記述方法がわからず、すくなからずカットアンドトライが発生します。色々調べてこれでいいのかと。この作業がやりにくいため、別ソフトウエアを探しました。フリーウェイで初期データを蓄積したのでこのデータを流用することにしました。

無料版はデータ出力未サポートなのでプリント用PDFを変換してcsv形式にしたものを中間ファイルとして利用しました。この中間データ形式は複数のソフトを試行する場合非常に有用です。

フリーウェイホームページ

MF確定申告

家計簿のフリーソフトウエアでMF家計簿を利用していますが操作性が良いです。このソフトからMF確定申告で青色申告ができることを知り試行しました。結果非常に使いやすかったのでデータをこちらに移行しました。

サンプルファイルフォーマットをダウンロードできるのでその形式に合わせてcsvを加工しました。そのデータを読み込むことで利用開始しました。

私の場合、中間ファイルで入力してソフトにこれを取り込んで処理させるというスタイルをとっています。集計やデータ処理のみソフトにさせています。取り込んだファイルを表示すると下記のようになります。

オンラインでおこなう確定申告の準備

青色申告を実際に行うのはオンラインでやっています。税務署に行くのは向こうもそうですがこちらも手間がかかります。決して使いやすいサイトではないですが仕方ありません。

確定申告ポータルへ

マイナンバーカード

サラリーマン時代に確定申告するために住民基本台帳カードを使っていました。証明書の期限が切れたので区役所に申請して取得しました。

マイナンバーポータルへ

私はICカードリーダはソニー製を利用しています。

ICカードリーダライタご用意ページへ

パソコン環境を立ち上げるのがかなり面倒なのでPCに慣れていないと厳しいかもしれません。

マイナンバーカードで申告やってみたページへ

地方税(固定資産税、償却資産税)をオンラインで申告できるeLTAXの準備

償却資産税は固定資産にかかる税金です。

償却資産とはページへ

eLTAX

固定資産は地方税なのでそちらの申告手続きを行うソフトウエアとサイトです。これも結構面倒な設定になります。PCdesk(WEB版)とPCdeskインストールソフトがあります。償却資産税の申告にはPCdeskインストールソフトのほうを使っています。これにもマイナンバーカードが必要です。

eLTAXやってみたページへ eLTAXページへ

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