山で転倒して左足首を捻挫してから4カ月が経過しました。月に一回通院していていくつか気づいた点がありました。左足首の可動域が右足より狭く、曲げに耐えられる範囲が少ない。つまり、左足で立っているときにはバランスを維持しにくい。右足ではバランスが取れるが左足では同じように取れない。
また、リハビリの担当理学療法士さんから左右のふくらはぎの大きさがアンバランスになっている。左足かかなり筋肉が縮小している。アンバランス。
医師の診察で、上記の症状を改善するには筋力をつけるしかないと言われました。(下図は右足)腓骨と脛骨の間の筋肉を伸ばすようにすることと、足裏の筋肉のストレッチ、脹脛の筋力ストレッチにより、左足の筋力増加を指導してもらっています。
確かに触れるとはっきりわかるほど細い。

4月ごろにはランニングは行えるようになってきたが、足首の可動域が狭いことが自覚されました。原因ははっきりしませんが、これまでに思い当たることを挙げると
- 2023年に娘の受験で一年間登山していない期間があった。
- この間、ランニングはしていた。登山用にフォーム改善してふくらはぎを使わないようにしていた。
- 靴下を履いて、自宅の階段を降りるときに足を滑らせて転んだ。その際こんなことは今まで一度もなかったと思った記憶がある。
自宅の階段の件は転倒と類似していました。一つは今まではこんな風に転んだことはなかったという気持ちです。二つ目はそれまではたとえ転んだとしても、体を調整しておしりをつくぐらいで済んでいたものが、背中をひどく打つという転び方だったからです。お尻ではなく背中をつくというところが信じられません。支えられていると思ってもちゃんとまっすぐに支えられていない。転んだあとの体の追従ができない。
おそらく2023年に使わなかった筋肉が衰え、2024年に再開した際にそのことに気づかずにいたようです。
この昨年のブログ記事を見返すと確かに体力不足やけいれんなど明らかに低下症状ががみられます。体力だけだと思っていたんですね。筋力が落ちている。不足したバランスを右足に負荷をかけることでかばっていたのでますます左足だけが劣化したのではないかと推測します。支えるという機能が低下している。
自覚がない、論理的な対策をとるような思考ができないため、登山の実践だけで回復しようとしたが無理があったようですね。体力、気力では体を支えるバランスを維持できません。歩く行為だけでは左足の負荷を右足で補おうとするのは自然です。
根本対策は弱っている左足の筋力を回復しないといけません。転んだあとの反射的動作はもはやあきらめるしかなさそうです。老人が転ぶと簡単に大腿骨を骨折し寝たきりになるのはよく言われることです。
対策としては、
- 左足のリハビリストレッチ、筋力トレーニング継続で回復に努める。
- ランニングでは走り方を普通のランニングに戻す。
- 登山時には登山用の歩き方をするようにする。
- 合わせて長時間歩行の課題を見つける。
一年間で弱った筋力は一年かけて戻すしかありませんね。